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永田町通信
(H19.9.4)
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 安倍改造内閣が発足した。7月末の参議院議員の選挙で大敗した自民党が、どのような内閣を造り、態勢を立て直すか国民の関心は高かった。出来た内閣は、外務、財務、防衛などの主要閣僚は派閥の会長をはじめ経験豊富なベテランを起用した様に見える。この内閣に国民は何を期待するか。今回の参議院選挙で、民主党が大勝利を得たのは何が原因であったのかを考えてみると、年金への不信(将来への不安)、増税への不満(格差えの怒り)、そして、閣僚の失言と安倍内閣にとっては不幸な出来事が続出した。これをメディアは過剰に意識的に煽った。内閣支持率が「下がった、下がった」と騒ぎ立て国民大衆の付和雷同心理を誘った。民主党はこれをうまく利用して大勝利を得たのである。2年前の郵政選挙も同様であるが、テレビを中心として各局とも同じような視点から映像が繰り返し繰り返し流され、刺客だけに焦点が合わされ、肝心の民営化の本質について議論がされなかったと同じように今回の参議院選挙も国民の不安、不満、閣僚の失言ばかりが、テレビの画面に出て、教育、外交、憲法という日本国家存立の基本政策は何も見えなかった。社会保険庁の不祥事に対する非難も安倍内閣の非難にすり替えた報道が有ったことは否めない。内閣改造後の世論調査を見ると各社とも内閣支持率は上がっているが33%から44%と大きな差がある。これも、アンケートの取り方の結果ではないか。いよいよ、9月10日から大切な臨時国会が始まる。自民党も民主党も新しい執行部を選任して挙党態勢で望む準備が出来た。両党とも重厚な政治家ばかりであるから政治家個人の弱点ばかりを突くのではなく、大きな国家的観点から将来の日本を議論されたい。

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