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永田町通信
(H18・1.17)
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 新しい年になって初めての永田町通信ですので、まず、新年のご挨拶を申しあげます。昨年に引きつづき本年もよろしくお願い申しあげます。私は自民党員ではありませんが、今年の9月で小泉首相の自民党総裁としての任期が終わるので、次の総裁を選ぶ選挙が9月下旬に行われる予定です。この選挙は自民党所属の国会議員と都道府県に割り振られる党員票(300票)で争われます。自民党国会議員は衆参合わせて407人で、全票707票です。
 この過半数を得た者が総裁となり、我が国の総理大臣となる のですが、今の時点でこの総裁選に立候補を噂されているのは、麻生太郎氏、安倍晋三氏、福田康夫氏、谷垣禎一氏、の四氏である。それぞれ派内の事情もあるとは思いますが、昨年9月の総選挙で始めて当選した、いわゆる「小泉チルドレン」と言われる83人の議員の影響は非常に大きくなると思われます。この影響が自民党の将来を左右し日本の将来を左右する事になるのではないか。「ポスト小泉」候補が基本的に小泉首相の意のままの候補であり全く同じ路線を進むならば、任期延長でも良いと言う議論も出てくる。総裁候補と噂されている方々も立候補に当たっては独自の政策、独自の改革を掲げて国の将来像を示して欲しい。ふわっとした「構造改革」というスロウガンでなく、医療、年金改革で国民の負担がどれだけ増えるか具体的な政策論議や、これ以上近隣諸国との関係を悪化させない方策、そして、昨年の総選挙の結果、自民党員の声地域社会の声を代弁した者えの処遇等を考え、大きい大人の自民党へと進化することを望んでいます。今月20日から通常国会が始まりますが、今の情勢では年度内に18年度予算は成立し、4月頃から次期総裁選びが活発に動き出します。国民は大いに注目していることでしょう。

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