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永田町通信
(H14・8・27)
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 先日、徳島からの陳情団と共に新しい首相官邸へ陳情のため入った。官邸の警備は厳しく、前もって陳情者の氏名を通告し、入館に当たっては官邸専用の身分証明カードが必要であるという厳重な警備であった。435億円掛けた建築費だけあって、危機管理の強化、最新のハイテク機器を整備している。新官邸のシンボルは吹き抜けの中庭にある孟宗竹である。ここは、傾斜地に建設されているため、正面玄関が3階に位置しており、4階と5階には防弾ガラスが入れられた、首相と官房長官の執務室があるが、通常の人は立入禁止である。内閣改造の際の記念撮影はどこで行われるか?と尋ねると、2階と3階の間にある階段が有力視されているが、隣のエスカレーターが写真に入るので、まだ、決まっていないとのこと。もしかすると、大広間にひな壇を作るかもしれないとも言っていたが、 たぶん此処であろうといわれ階段のところで陳団と共に記念撮影をした。

 今、夏休み中の小泉総理は、人間ドックに入ったりして心身共にリフレッシュしており、10月に予定されている臨時国会に備えている。しかし、首相を取り巻く環境は決して楽観できそうにない。経済政策や道路4公団などの政策課題や9月末予定の内閣改造・党役員人事への対応等いずれも政権に重大な影響を及ぼす難題が横たわっている。一連の政策課題遂行するに当たって内閣改造をはじめとする党役員人事は、自民党など与党側にとって大きな転機となり、その時期と規模人選を間違うと政権の命取りにもなりかねない。

 新しい官邸に見合う国民から支持される新しい立派な内閣を期待して止まない。自分の面子より国家国民の為の良い改造を望みたい。







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